韓国のLGディスプレイ、中国の地下鉄に透明OLED供給=「世界初」にネット称賛

Record China    2020年8月22日(土) 22時0分

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21日、韓国・聯合ニュースなどは、LGディスプレイが中国に透明OLEDを供給したことについて報じた。写真は供給した透明OLEDによる情報モニター。

2020年8月21日、韓国・聯合ニュースなどは、LGディスプレイが中国に透明OLEDを供給したことについて報じた。

記事によると、LGディスプレイはこの日、世界で初めて中国北京と深圳地下鉄の車両内の窓向け透明有機発光ダイオード(OLED)を供給したと明らかにした。LGディスプレイの関係者は「自動運転車、航空機、地下鉄などのモビリティ顧客社はもちろん、スマートホームなどの分野でも大きな関心を集めている」としている。

北京6号線と深セン10号線の地下鉄に搭載された55インチの透明OLEDは、列車の運行情報、位置情報、地下鉄の乗り換え情報、航空便情報など交通情報をはじめ、天気予報、ニュースなどのサービスまでリアルタイムで表示される。

今回の供給を皮切りに、LGディスプレイは鉄道会社や列車向けガラスメーカーと協力し、主要地域の地下鉄に透明OLEDの供給を拡大する予定という。

これを受け、韓国のネット上では「すごい!」「いいアイデア」「透明OLEDディスプレイは奇跡のようなもの。LGやサムスン、よくやった」と称賛の声が上がっている。その他「そのうち中国に技術が盗まれるよ」「早く中国から撤収して」「(中国じゃなくて)母国の韓国が先でしょ」などといったコメントも寄せられている。

グローバルコンサルティング会社によると、透明ディスプレイ市場は年平均46%と急成長しており、2024年には49億3300万ドル(約5300億円)規模に達するものと予想されるという。(翻訳・編集/松村)

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