中国で放送中の話題のドラマ「以家人之名」について、日本映画「万引き家族」の宣伝ポスターからの盗作を疑う声が上がり、「まさに万引き」などといったコメントも寄せられている。

今月から放送スタートしたドラマ「以家人之名」は現在、ドラマや映画の情報サイト最大手・豆瓣（douban）で8.0ポイントと高得点を獲得している話題作。3つの家庭から集まった5人が家族となり、その中での愛情や葛藤、周囲の人々とのつながりを描いている。

中国版ツイッター・新浪微博（Weibo）のドラマの公式アカウントから、今月17日に発表されたポスタービジュアルについて、中国でも人気を集めた是枝裕和監督の映画「万引き家族」の宣伝ポスターからの盗作を疑う声が上がっている。いずれも主要人物それぞれを紹介するものだが、イメージや配置、ロゴなどがほとんど同じ。偶然の一致とはとても思えないことから、「まさに万引き」「実際に万引き家族だ」とネットユーザーから驚きの声が上がっている。

ドラマのポスタービジュアルについては最近でも、「働く女子流ワタシ探し」（下一站是幸福）から公開された数枚が、映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のものに酷似しているとネット上で話題になっていた。（Mathilda）