2014年2月4日、米科学専門サイトlivescience．comは、地球温暖化のせいで以前に冬季五輪が開催された都市で、今後ふたたび冬季五輪を開催することは難しくなるだろうとの研究結果を掲載した。6日付で参考消息網が伝えた。

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国連の気候変動に関する政府間パネル（ICPP）が昨年発表したデータによれば、過去20年間で地球の表面温度は上昇し続けており、北半球を覆う氷雪の面積はすでに減少している。

温暖化と冬季五輪の関係についてのある研究によれば、かつて冬季オリンピックを開催したことのある19の都市のうち、今後数十年間に再度開催地となることができる可能性があるのは11都市のみだという。この研究を行ったカナダ・ウォータールー大学の研究者は、「もしかしたら競技そのものが変化を迫られるかもしれない」と指摘。特に室外で行う種目は何らかの変更をせざるを得ない可能性が高いとした。（翻訳・編集/YM）