Record China 2020年8月26日(水) 19時20分
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25日、韓国で新型コロナウイルスがソウルなど首都圏を中心に急速に再拡散する中、大統領府でも危機感が高まっている。写真は韓国のPCR検査所。
2020年8月25日、韓国で新型コロナウイルスがソウルなど首都圏を中心に急速に再拡散する中、大統領府でも危機感が高まっている。
韓国・世界日報によると、韓国大統領府の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官はこの日の定例会見で「大統領府はソーシャルディスタンス2段階の全国実施に合わせ、各首席および秘書官室が別途空間を設けて分散勤務をする、あるいはリモートワークをする案を推進することにした」と発表。「感染者が出るという最悪の状況下でもスムーズな国政遂行を行うための非常対応の一環であり、苦肉の策」と説明したという。
これに先立ち文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、大統領府参謀陣に「大統領府が率先して非常対応に乗り出すことが必要」と指示していたという。
韓国大統領府は国政状況室と社会政策秘書官室を中心に「夜間対応」も始めるという。
これを受け、韓国のネット上では「コロナは収まったと思ったらこれからが始まりのようだ」と不安げな声が上がっている。
その他「全国あちこちで感染者が出てるのに大した対策もない。大統領府からは出ないでほしいって、良心のかけらもないの?」「自分たちをコントロールタワーとでも思ってるのか?。頑張っているのは国民だ」「自分たちはリモートなのに、国民には『外食しなさい』『出掛けなさい』と言ってクーポンを配っている」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/松村)
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