冷え込む日中経済、今後「政治関係は冷たいが、経済関係は熱い」に戻れるか―中国メディア

Record China    2014年2月10日(月) 1時3分

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8日、財経総合報道によれば、現在中国で暮らす日本人は15万人ほどで、うち約11万人が民間企業で働いているという。写真は北京の日本人学校。

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2014年2月8日、財経総合報道によれば、現在中国で暮らす日本人は15万人ほどで、うち約11万人が民間企業で働いているという。さらに約2550人が中国の永住権を取得。都市別でみると、上海、北京、蘇州広州の順に日本人が多い。

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「政冷経熱」とは、ここ10年間の日中関係を表すときに使われてきた言葉だ。日中の政治的関係は冷え込んでいるが、経済的な関係は熱いという意味だ。だがここ1、2年の間に、「経熱」だった関係にも疑問符がつくようになった。

理由は外交上の問題が経済に悪影響を与えているためだ。13年、日中の観光客は双方の国で落ち込み、中国の対外貿易額で日本は第5位にまで下降。

だが、明るい動きもある。今年1月、マレーシアにおいて東アジア地域包括的経済連携(RCEP)第3回会合が開催され、日本、中国、韓国の代表も参加。今後日中韓FTAの交渉も進めていくことが確認された。中国で暮らす日本人の数も08年以降わずかに減少に転じたものの、10年からは再び増加傾向にある。

いったんは政治も経済も冷え込んだ日中関係。今後は「政冷経熱」にもどってこれが常態となるか否か、今後が注目されている。(翻訳・編集/YM)

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