まさか韓国パッシング?安倍首相のツイッターに韓国メディアが反応、ネットでも批判

Record China    2020年9月3日(木) 12時50分

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2日、辞任を発表した安倍晋三首相がツイッターに掲載している各国首脳への感謝のあいさつの中に文在寅大統領へのメッセージがないことが韓国で物議を醸している。写真は安倍首相。

2020年9月2日、辞任を発表した安倍晋三首相がツイッターに掲載している各国首脳への感謝のあいさつの中に文在寅(ムン・ジェイン)大統領へのメッセージがないことが韓国で物議を醸している。

安倍首相は先月31日からトランプ米大統領など各国首脳にツイッターであいさつしているが、文大統領や習近平(シー・ジンピン)中国国家主席へのメッセージはまだ掲載されていない。

これを受け、イーデイリーなど多くの韓国メディアが「中韓だけが省かれている」「安倍首相の最後は中韓パッシング(素通り、スルー)」「文大統領と安倍首相は最後まで冷ややか、別れのあいさつもない」などと伝えている。韓国のネットユーザーからも「こういうところに人間性が出る」「一国の代表とは思えない行為」「中韓に負けたことを自ら認めた」「うその感謝を伝えられるくらいならない方がまし」と批判する声や、「文大統領だけ仲間外れ」「現政権の外交失敗の見本だ」と落胆する声が上がっている。

ただ、国民日報はその理由について「安倍首相は各国首脳のツイッターのメッセージに返信する形で感謝の気持ちを込めたツイートを投稿しているが、韓国政府はツイッターであいさつを伝えていないためとみられる」と説明している。韓国は安倍首相の健康上の問題による辞任表明を受け、大統領府の公式チャンネルを通じて「1日も早い回復を願う」との立場を表明している。(翻訳・編集/堂本

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