日本が神風特攻隊員の遺書を世界記憶遺産申請へ、中国は申請拒否をユネスコに要求―英紙

Record China    2014年2月11日(火) 12時41分

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7日、英紙・タイムズによると、日本が特攻隊員の遺書などを世界記憶遺産に登録しようとしていることについて、中国は「申請を拒絶すべき」とユネスコに求めている。写真は靖国神社の遊就館。

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2014年2月7日、英紙・タイムズによると、日本が第2次世界大戦中の特攻隊員の遺書などを世界記憶遺産に登録しようとしていることについて、中国は「申請を拒絶すべき」と国連教育科学文化機関(ユネスコ)に求めている。BBC中国語サイトが伝えた。

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世界記憶遺産には、同じく第2次世界大戦にナチスドイツから迫害を受けたユダヤ人少女の「アンネの日記」が登録されている。日本が今回、自爆攻撃を行っていた神風特攻隊員の遺書や手紙などを世界記憶遺産に登録申請したことに対し、中国をはじめとする周辺諸国は「安倍晋三首相の政権下で日本が軍国主義の道を突き進んでいる証拠だ」と強く非難している。

中国の官製メディア・新華社は、日本のこの申請を拒否するようユネスコに求めている。新華社は「神風特攻隊は日本の軍国主義が生んだ人肉爆弾であり、敗色が濃くなった戦局下で行った最後のあがきだ」と指摘。同時に「神風特攻隊を美化することは、事実上侵略戦争を美化することだ」と主張している。(翻訳・編集/本郷)

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