Record China 2020年9月1日(火) 11時20分
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31日、韓国・プレシアンは、韓国の康京和外相が安倍晋三首相の辞任後の日韓関係に対し「慎重な立場」を示したと報じた。写真は康外相(韓国外交部Facebookより)。
2020年8月31日、韓国・プレシアンは、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が安倍晋三首相の辞任後の日韓関係に対し「慎重な立場」を示したと報じた。
記事によると、康外相は同日、国会外交統一委員会に出席し、野党「国民の党」の李泰珪(イ・テギュ)議員の「安倍首相辞任後の日韓関係の改善を期待して準備しているのか」という質問に対し、「現実的な展望をしなければならない」と述べた。
康外相は「両国関係が難しくなったのには、過去に対する認識に差があり、過去を直視する日本の認識に不足があったため」とした上で、「特に徴用工に対する韓国最高裁の判決後、日本が輸出規制措置を取るなど(両国が解決しなければならない)事案自体が難しいため、希望のある展望には慎重になる必要がある」と述べた。ただし「政府としては、過去の歴史問題は難しいものの、協議を通じて実質的な協力を引き続き発展させるというツートラックアプローチをしている」とし、「両国間の経済、人的、文化、観光交流などを増やし、外交当局も状況は厳しいが対話を推進する」とも述べたという。
これを受け、韓国のネット上では「康外相より外交ができる人はいない」「信じている。康外相はよくやっている」と応援メッセージが寄せられる一方で、「日米中朝の外交全て破綻させた外交部は初めて。最近じゃニュージーランドからもたたかれた」「日韓関係改善のためにもっと現実的にアプローチして。国内の政治に利用するのはもうやめて」など否定的な意見も目立つ。
その他「外交部のトップならどんな国とも国益に役立つ外交をすべき。それなのに過去にとらわれて『この国は嫌』なんて言ってたら、韓国は誰と外交したらいいの?」「毎回過去の歴史のせいで差し出された手を握らないというのは、いつか大変な目に遭う」と警鐘を鳴らす声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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