心の病気、放置されがち―海南省海口市

Record China    2007年5月28日(月) 10時5分

拡大

2007年5月27日、海南省海口市で心を病む男が親戚3人を刺した。背景には心の病気は放置されがちな現状がある。写真は精神病棟の専門スタッフの様子。

(1 / 7 枚)

2007年5月27日、海南省海口市で中年の男がナイフで親戚3人を刺し、1人が死亡、2人が重傷を負うという痛ましい事件が起きた。この男は精神の病気を抱えていたため、現在精神鑑定が行われている。

その他の写真

この事件に関連する地元メディアの報道によると、同市内で昨年発生した事件で、精神鑑定が必要だった件数が109件、うち刑事事件が97件で88.9%を占めた。被害状況は、殺害が39人、けが6人、強姦被害が6人だった。***

同市内の精神科の医師は、精神の病気に対する偏見がまだ根強く、本人も家族も治療を望まない場合が多いことが大きな原因であると話す。また治療をしたくとも患者側に経済的余裕がなかったり、病院側の医療体制が不十分で、収容するベッドが足りず、検査機器もノウハウもないのが現実だという。(翻訳・編集/WF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携