チャン・イーモウ監督の新作「帰来」、カンヌ国際映画祭に出品へ―中国メディア

Record China    2014年2月13日(木) 16時39分

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12日、チャン・イーモウ監督とコン・リーがタッグを組んだ新作映画「帰来」がベルリン国際映画祭で話題となっている。

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2014年2月12日、中国の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督と女優コン・リー(鞏俐)がタッグを組んだ新作映画「帰来」が、開催中のベルリン国際映画祭で話題となっている。5月27日に中国で封切られる予定の同作品の著作権購入が多くの国で始まっているのだ。珠海特区報が伝えた。

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フランスの映画配給会社「ワイルド・バンチ」は9日、「『帰来』の海外での配給権を得る計画だ。同作品は、今年5月14日からフランスで開催されるカンヌ国際映画祭にも出品される可能性がある」と発表した。

同社のヴァンサン・マラヴァル総監は1月30日、香港でラフカット版の「帰来」を鑑賞した後、「本当にすばらしい。チャン・イーモウ監督とコン・リーがタッグを組んだ同作品は、美しいラブストーリーを描いている。2人は息がぴったりで、簡単な内容に見えるが、それを表現するのは難しい。これがチャン・イーモウ監督とコン・リーによる最高レベルのアート」と大絶賛。「海外での配給権を手に入れる」と語っていた。

現在も「帰来」の制作は着々と進んでおり、予定通り5月27日に中国で封切りされるとみられている。しかし、それに先立ちカンヌ国際映画祭でお披露目となる可能性が出てきた。

関係者によると、「帰来」は同映画祭のコンペティション部門に出品されることがほぼ決定しているという。

昨年の同映画祭のコンペティション部門で最高賞のパルム・ドールを獲得した「アデル、ブルーは熱い色」(アブデラティフ・ケシシュ監督)の配給会社であるワイルド・バンチは毎年、制作・配給している映画1−2作品を同部門に送り込んでおり、3年連続で賞を受賞している。なかには「帰来」の同映画祭における展望をすでに予想し始めた欧州メディアも出ている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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