Record China 2014年2月13日(木) 6時30分
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12日、中国のネット上に「日本人はなぜルールを守るのか」と題する記事が掲載された。写真は駅の中を歩く人々。
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2014年2月12日、中国のネット上に「日本人はなぜルールを守るのか」と題する記事が掲載された。以下はその概要。
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先人は言った。「人は信用がなければ立つことができない。なぜなら信用から離れれば、人は生きては行けないからだ」。しかし、われわれは現在、さまざまな“信用危機”に陥っている。
われわれが猛批判している日本は、鑑のような存在だ。2011年の地震による大津波や放射能汚染の際、中国人を最も震撼させたのは、日本人の危機から脱する際に見せた秩序だ。「彼らは素養が高い」というだけなのだろうか?生活はいつでも現実的だ。現実の保障があってこそ、人の素養は保障される。実は、日本人の秩序は信用に基づいているのだ。
1.彼らは「政府は自分たちに隠し事をすることはない」と信じている。政府が指示した通りに彼らは動く。うわさやデマを信じてしまうことは、公権力の低下を意味する。
2.彼らは企業が品質を守ることを信じている。大地が揺れる中で落ち着いて避難できたのは、建物がすぐには倒壊しないと信じていたからだ。これは品質や責任に対する長期的な信用である。大事なとき、この種の信用は秩序に変わり、奇跡を生み出す。
3.彼らは互いを信用している。彼らは、周囲の人はみな秩序を守って行動すると信じている。そして、こうすることは全員にとっての利益になる。
日本人の秩序は信用の上に成り立っている。一方、私たちの“我先に”の精神は、私たちが組織や相手、秩序を信用していないことの表れであり、長期的な信用が踏みにじられてきた結果である。
昨年の四川地震の際、ある企業が会員向けのメールでチャリティーバザーを開くと通知したが、このことが議論を呼んだ。甚大な被害を受けた市民は、企業が心から復興を望んでいるのか、災害にかこつけて商品を売ろうとしているか、わからなくなっていたからだ。
われわれ働く者は、企業文化の価値というものを意識しなければならない。それは、どれだけの人に、どれだけ長く信用されるかで決まる。そして、その基礎にあるのは「真」と「実」なのである。(翻訳・編集/北田)
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