中台が分断後初会談=中国側は「領事面会権」など通じ、台湾側に覚書調印求める―仏メディア

Record China    2014年2月13日(木) 10時30分

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11日、台湾の対中政策を主管する大陸委員会の王主任委員が初めて中国を訪問し、国務院(政府)台湾事務弁公室の張志軍主任と会談した。主管官庁トップ同士の公式会談は1949年の中台分断後、初めて。写真は王主任委員。

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2014年2月11日、フランスのRFI中国語版によると、台湾の対中政策を主管する大陸委員会の王郁[王奇](ワン・ユーチー)主任委員が初めて中国を訪問し、国務院(政府)台湾事務弁公室の張志軍(ジャン・ジージュン)主任と会談した。主管官庁トップ同士の公式会談は1949年の中台分断後、初めて。

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会談後の共同記者会見には、国内外のメディア88社と220人余りの記者が詰め掛け、関心の高さをうかがわせた。

出先事務所の相互設置について、台湾側は中国で拘束された台湾人への「領事面会権」の機能を付加するよう求めた。中国側は認めなかったものの、今後、積極的に実行できる方法を見つけることで共通認識に達したという。

中国に留学している台湾の学生の医療問題について、中国側は、台湾の学生が各省の規定に従い、2〜10%の医療費を収めれば、中国本土の人々と同等の医療待遇が受けられるという案を提示したとみられる。

中国側は、この二つの“善意”を示すことで、台湾側に覚書など書面への調印を促したい意向だ。(翻訳・編集/NY)

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