中国の論文数が世界3位に、被引用数は平均を下回る―中国メディア

Record China    2014年2月16日(日) 8時20分

拡大

12日、中国はEUと米国に次ぐ世界3位の論文生産国になった。2001−2011年の間に中国人研究者の署名入り論文数が毎年15%のペースで増加し、世界の論文数に占める比率が3%から11%に上昇した。写真は中国の大学。

(1 / 3 枚)

2014年2月12日、中国はEUと米国に次ぐ世界3位の論文生産国になった。アメリカ国立科学財団はこのほど2014年版の「科学・工学指標」を発表し、2001−2011年の間に中国人研究者の署名入り論文数が毎年15%のペースで増加し、世界の論文数に占める比率が3%から11%に上昇したと指摘した。北京晨報が伝えた。

その他の写真

今回発表された中国の論文データは、中国科学技術情報研究所が昨年発表した数値と一致する。EUを一括して計算しなければ、中国の科学技術者は過去10年間で国際的な論文を114万3000編発表しており、世界2位につけている。しかし中国の国際科学技術論文の被引用数は平均6.92回のみで、世界平均の10.69回という数値を依然として大きく下回っている。

専門家は、「大量の論文の発表、特に競争力の高い国際的な刊行物における発表は、中国の科学研究水準が向上していることを意味する。しかし中国は論文大国ではあるが、科学技術強国ではない。論文数の急増は評価体制が指揮棒としての大きな作用を発揮した結果であり、『科学技術の労働集約型』というモデルによる一時的な優位に過ぎない」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携