<ソチ五輪>ロシアに帰化の元韓国代表選手「金メダルより難しい決断」=「裏切り者」批判も―中国メディア

Record China    2014年2月14日(金) 9時15分

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13日、ソチ冬季五輪で、韓国からロシアに国籍を変更したビクトル・アン選手が銅メダルを獲得したことについて、朴槿恵大統領は「どのような不公平な待遇がアン選手をロシアに向かわせたのか、スポーツ界は考える必要がある」と述べた。写真はビクトル・アン選手。

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2014年2月13日、ソチ冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子1500メートルで、韓国からロシアに国籍を変更したビクトル・アン選手が銅メダルを獲得したことが話題になっている。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は「どのような不公平な待遇がアン選手をロシアに向かわせたのか、スポーツ界は考える必要がある」と述べた。テンセント体育が伝えた。

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アン選手はトリノ五輪で安賢洙として韓国に3個の金メダルをもたらし、今回のソチ五輪でロシアにショートトラックで初のメダルをもたらした。メドベージェフ首相はアン選手を「宝石のように貴重な素晴らしい選手」と評しているが、韓国の一部メディアと国民は彼を「裏切り者」と批判している。

アン選手は、ロシア国籍への変更という人生最大の決定について「金メダルを3個取るより難しかった」と語ったことがある。

アン選手はトリノ五輪後に左膝を故障し、バンクーバー五輪への出場を逃した。さらに復帰後は所属チームが資金問題で解散してしまったため、派閥争いの激しい韓国代表内で地位を失っていた。

冬季五輪という夢のため、アン選手はロシアへの帰化を選択する。トレーニングや施設のレベルがはるかに劣る地で、「ビクトル」と改名し、困難の中で勝利を追い求め続けた。アン選手は、残る種目でも勝利を目指して滑り続ける。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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