Record China 2020年9月9日(水) 9時20分
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中国国営中央テレビ(CCTV)の国防軍事チャンネルは7日、「ロシアと軍事演習、米戦闘機の購入に意欲、日本との軍事協力深化に期待…インドは何がしたいのか」とする記事を掲載した。資料写真。
中国国営中央テレビ(CCTV)の国防軍事チャンネルは7日、「ロシアと軍事演習、米戦闘機の購入に意欲、日本との軍事協力深化に期待…インドは何がしたいのか」とする記事を掲載した。
記事はまず、2003年から開始されたインドとロシアの海軍演習「インドラ・ネービー」が今年も今月4日から2日間の日程でベンガル湾で行われたことを紹介。「インドメディアの5日付報道によると、インドからは駆逐艦1隻、フリゲート1隻、給油船1隻が参加し、ロシアは駆逐艦2隻と給油艦1隻を派遣した。ロシアの通信社スプートニクの5日付報道によると、ロシア太平洋艦隊とインド海軍の艦船は、戦術的な共同機動を実演し、水上目標射撃演習を実施した」と伝えた。
また、「ロシア国防省は先月、次期主力戦車T-14の量産を開始したと発表した。ロシアは来年以降、海外の顧客との協力を開始する予定で、すでにインドを含む多くの国から購入依頼を受けている」「現在、インドの軍事装備品の86%がロシアから来ている」などとも伝えている。
記事は続いて、インドに7月29日、フランスから購入した戦闘機ラファール36機のうち最初の5機が到着したことを紹介した。その上で、「インドメディアによると、インドは米国から最新鋭ステルス戦闘機F-35の導入を検討しているという」とし、「トランプ米大統領の娘婿のクシュナー大統領上級顧問はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、F-35の売却について話し合った。これを受け、インドメディアの多くが、インドがF-35の次の顧客になる可能性があると伝えている」「ステルス性能面でラファールはF-35と比べることはできない。インド空軍がF-35を入手できるなら、ラファールを購入し続ける必要はないと、インドメディアは強調している」などと伝えた。
日本との関係については、「インドは日本と軍事分野での協力を深めることを望んでいる」と指摘。「インドメディアによると、日印首脳は9月にオンライン形式で会談し、物品役務相互提供協定(ACSA)に署名することが見込まれていた。だが安倍晋三首相の辞任により、署名できるかは未知数となった。両国はまた、日本からインドへの防衛装備品および技術の移転についても議論する予定だった」「インドのモディ首相は日米豪印4カ国協力を引き続き強化していきたい意向を示している。インドは今年後半にアンダマン諸島の近くでマラバール2020を実施予定だ。インド、米国、日本によるこの海上合同演習にオーストラリアも加わる可能性が高い」などと伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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