「日本がまた間違えた…」と中国紙、再検査で陰性との報告=中国ネット「日本の検査は信頼できない」

Record China    2020年9月9日(水) 11時20分

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8日、中国紙・環球時報によると、広東省広州市に住む日本国籍の人物が日本に帰国した際の検査で陽性反応を示したとされる問題で、同人物の再検査の結果が陰性だったとの報告が出た。写真は広州市の万菱匯。

広東省広州市に住む日本国籍の人物が日本に帰国した際の検査で新型コロナウイルスの陽性反応を示したとされる問題で、同人物の再検査の結果が陰性だったとの報告が出た。中国紙・環球時報は8日付の記事で「日本がまた間違えた…」との見出しで報じている。

中国のネット上では先日、同市の万菱匯に住む日本国籍の人物が新型コロナに感染したとの情報が流れ、この人物の入居する不動産管理会社が「日本国籍の人物が日本への帰国時の検査で陽性となり、現在再検査待ちの状態」との通知を現地の防疫当局から受けていたことを明らかにしていた。

環球時報の記事によると、この不動産管理会社は今月8日に改めて声明を発表し、同人物が再検査の結果陰性であったことを説明した。この会社が管理する万菱匯のマンション、オフィスビル、商業施設の従業員や入居者に対して実施した検査でも陽性反応が出た人はいなかったとのことだ。

中国では先日も、中国国内で陰性だった女性や幼児が日本の空港で陽性反応を示したとの情報が流れて物議を醸したばかり。今回の件について中国のネットユーザーからは「日本の検査が信頼できないということが、改めて証明された」「日本の検査レベルはどうなっているのか」「同様のケースがまだ続きそうだぞ」「これは偽陰性なのか、偽陽性なのか」「この件について、日本人は謝らないのか。われわれに迷惑をかけているというのに」など、日本のコロナ検査の質を疑問視する声が多く見られた。

また、「わざと陽性にして中国の評判をおとしめようとしている可能性も否定できない」など「陰謀論」を唱え始めるユーザーも複数見られたほか、「日本の空港は唾液で検査していて、そこで陽性になった人がPCR検査を受けると6~7割しか陽性にならないのだ」と分析するユーザーも出ている。(翻訳・編集/川尻

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