デリバリーで届いた料理の中からヒキガエル―中国

Record China    2020年9月11日(金) 17時20分

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9日、中国紙・銭江晩報は、デリバリーで届いた料理の中から死んだヒキガエルが出てきたと伝えた。

2020年9月9日、中国紙・銭江晩報によると、中国浙江省でデリバリーで届いた料理の中から死んだヒキガエルが出てくる騒動があった。

記事によると、7日正午ごろ、浙江省永康市に住む女性がフードデリバリーで届いた料理を食べていたところ、ヒキガエルの死体が出てきた。女性はフードデリバリーをよく利用しており、これまでも毛髪が入っていたことなどがあったが、「運が悪かった」と思ってあまり気にしていなかった。しかし、今回は「目や足のある完全な死体」が入っていたことに驚いたようだ。

女性によると、注文した店は職場から近いこともあって何度か利用したことがあった。問題のヒキガエルは干したか油で揚げたかのような状態で、「見て吐き気がした」と話している。

女性はヒキガエルの写真を撮ってからフードデリバリーのプラットフォームに対し返金を申請。店から謝罪があり、賠償金について話し合うことになると思っていたが、驚いたことに店側は「当店にカエル類の実物はない」ことを理由に返金を拒否。そこで女性が直接店に連絡したところ、逆に「気持ちが悪い写真を見せた」と責められ、店側は最後まで謝罪することはなく「カエルは(店とは関係ない)配達員が入れたものだろう」と主張したという。

その後、女性は消費者クレームプラットフォームに連絡し、8日午前には地元の市場監督管理局が調査を開始した。女性は「食品安全法に基づく賠償があり、店は謝罪して関係する検査を受け入れ再発がないようにすると思ったが、店は200元(約3100円)しか賠償しないとのことだった」と述べている。女性からすると店側の態度はとても受け入れられず、双方の協議はいまだ合意に至っていないという。(翻訳・編集/山中)

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