Record China 2020年9月14日(月) 14時30分
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10日、韓国・アイニュース24によると、現代建設が施工した新築マンションで、水道から水と共に1センチほどの長さの鋭い「鉄の針」のようなものが出てきたことが分かり、物議を醸している。資料写真。
2020年9月10日、韓国・アイニュース24によると、韓国の現代(ヒュンダイ)建設が施工した新築マンションで、水道から水と共に1センチほどの長さの鋭い「鉄の針」のようなものが出てきたことが分かり、物議を醸している。
マンション住民らによると、金浦市内に建つこのマンションでは鋭い針のような形をした物など、長さ1センチの鉄くずが、バスルーム内の水栓から出てきた。シャワーを使っていた住民が擦過傷を負ったことで問題が明らかになった。
その後はマンション住民から「歯磨き中に違和感があり、確認したところ小さな鉄くずが見つかった」「浴槽に水をためたら数十個もの鉄くずが混ざっていた」などの被害報告が相次いだ。ある住民は「入居以来、何度も子どもがシャワーを使っているし、水道水で料理もしている。単なる異物ならまだしも、これは凶器ではないか」と話したという。
このマンションは、地上21階地下2階建て、52棟3510世帯で先月初旬に入居が始まった。現代建設ブランドとして人気のマンションだったという。しかし以前にも天井からごみが出てきて物議を醸したばかりで、このときは現代建設が全数調査を行い、「特定の従業員の逸脱行為」だったと謝罪している。
現代建設の関係者は、今回の件について「住民からの苦情を受けてすぐに調査した結果、バスルームの水栓連結部で異物が発生したことが分かった」「住民に被害がないよう、全数処理を行う」とコメントしている。金浦市も住民からの苦情を受け、事故の経緯の把握に動いているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「恐ろしい」「シャワーをしてたら鉄の針を浴びるなんて…」「大企業もこんなひどい工事をするのか。責任者を処罰すべきだ」「手抜き工事は資格停止10年にするべき」「時間に追われて手抜き工事したんだろう」「高額マンションを購入して入居したら、大小の問題だらけ。現代建設だけの問題じゃないよ」など、怒りのコメントが殺到している。
また、「マンション建設現場には外国人労働者が多い。言葉の通じない彼らを連れてきて、まともに建てられるのか?。手抜き工事問題は最近増えている」などのコメントも多く見られ、「なぜ外国人労働者のせい?。彼らは責任者の指示に従って働いているのに」という反論も出ている。(翻訳・編集/麻江)
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