味よりもパケ買い?嗜好もさらに多様化してきた「月餅」商戦がいよいよ佳境へ!

フライメディア    2020年9月17日(木) 17時20分

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毎年、9月になると、街のいたるところで、秋の風物詩・「月餅」が目に入る。近年、中秋節に「月餅」を食べるという中国の習慣も日本で良く知られるようになった。

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毎年、9月になると、街のいたるところで、秋の風物詩・「月餅(げっぺい/ユエ・ピン)」が目に入る。近年、中秋節に「月餅」を食べるという中国の習慣も日本で良く知られるようになった。

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現地では、国内の老舗や海外ブランドが打ち出す、オリジナル色の濃い、多様な「月餅」を毎年楽しみにしている月餅ファンも多い。

2020年は、コロナ禍下にあっても例年通り、豊富な「月餅」が早々に出そろった。当然、種類も多く、どれを買うか迷ってしまうのだが、今回は、“味”ではなく、パッケージや形がおしゃれで思わず衝動買いしてしまいそうな「月餅」を紹介する。

毎年、熱烈なマニアが多く、「月餅」販売の常連となっているスターバックス。今年は、「一切都好・FULL MOON、FULL CIRCLE」をテーマとした月餅を販売。

しかもケースを包むスカーフ付き。スカーフのデザインは中国らしいモチーフ。もちろん、月餅には恒例のロゴも健在で、マニアだったら必ずゲットしたくなる商品だ。

毎年、芸術的な「アイス月餅」が人気のハーゲンダッツ、今年のテーマは「月」。若い世代からの支持が高い“アイス”月餅は、価格がやや高くても、依然として人気が高い。

アイスの美味しさはもちろん言うまでもなく、形も芸術的、かつ安定したクオリティで、安心して購入できる。ギフト用での購入が多いという点もうなずける。

そして、最近、カカオフレンズ(KAKAO FRIENDS/韓国の人気キャラクター)とのコラボレーションで人気絶好調なのが、高級チョコレートブランドのゴディバ(GODIVA)。

高級感をさらにひきたたせる上品なパッケージはギフトとしても喜ばれそうだ。

そのほか、ケンタッキーやカフェ、網紅のドリンクスタンドなどが販売している月餅もことのほか、パッケージがおしゃれである。

中国風デザインが話題になっているが、どうも今年は、化粧品・コスメもふくめ、全体的に古代宮廷風や中国文化をモチーフにしたデザインが人気のようだ。

これらは、もちろん日本では未発売なので、毎年9月頃、現地を訪れる機会があれば、ぜひ、これらの「月餅」を味わいたい。

ところで、中秋節は旧暦の8月15日だが、今年は10月1日にあたり、国慶節と同じ日という珍しい年になっている。(提供/フライメディア)

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