Record China 2014年2月18日(火) 21時20分
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17日、浙江省楽清市の蒲岐鎮に中国最大のジンベイザメ解体・加工施設があると環境保護団体が指摘している。
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2014年2月17日、南方都市報によると、浙江省楽清市の蒲岐鎮(村)に中国最大のジンベイザメ解体・加工施設があると環境保護団体・ワイルドライフリスクが指摘している。
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2010年1月〜2013年12月に浙江省の蒲岐鎮を対象に調査を行ったところ、現地にある「中国温州楽清市海洋生物保健品有限公司」という名称の加工施設では年間少なくとも600頭ものジンベイザメが解体・加工されており、そのヒレや皮、胃、肝臓などは工場でさまざまな製品の原材料として加工、広東省や海外の市場で販売されているという。
また、湖北省赤壁市の加工施設を調査した際にサンプルのDNA検査を行ったところ、「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)」の附属書II(利用が制限されている種)に記載されているウバザメなどであることが確認された。「大規模な工場で解体・加工されているとはとても信じがたいことだ」とし、野生生物の生存を脅かす関連貿易の中止を訴えている。
楽清市の海洋・漁業部門は、蒲岐鎮の加工産業は国の関係部門から許可を受けており、原材料のサメは他省や東南アジア、欧米などから運ばれてくると説明。また、現地のサメ加工産業は年々縮小方向にあるとしている。(翻訳・編集/岡田)
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