Record China 2020年9月17日(木) 23時40分
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14日、中国メディアの澎湃新聞は、旅行客を罠にはめるための公衆トイレについて紹介する記事を掲載した。写真は敦煌。
2020年9月14日、中国メディアの澎湃新聞は、旅行客を罠(わな)にはめるための公衆トイレについて紹介する記事を掲載した。
記事によると、甘粛省敦煌市に、旅行客を罠にはめるための公衆トイレがある。このトイレは道路から少し離れた所に設置してあり、途中は砂地になっている。トイレに行くために車が砂地に入ると、深い砂にはまって出られなくなり、ロープでけん引する際に多額に費用を請求するのだという。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にこのトイレについての動画が投稿された。動画を撮影した男性は、ちょうど通りかかった時にトイレに行こうとして砂地にはまったキャンピングカーを見かけたのでけん引ロープで引っ張ってあげようとしたが、その場にいた作業員数人に阻止された。けん引フックにロープを引っかけても、作業員によってすぐに外されてしまっている。作業員はこの男性に「救援証を出せ」と要求。男性は「救援するのに証書が必要なのか?」と反論している。さらに作業員は「わが社にはわが社の決まりがある」と主張している。
作業員は警察に連絡するなどと言っていたが、1時間たっても警察官が来ないため、この男性は通報したふりだったと判断。結局、この男性がけん引ロープでキャンピングカーを引っ張り上げたという。
同市公安局は15日、この件で5人を逮捕したと発表。北京青年報の以前の報道によると、国道215号線のこの場所では、これまでも多くの旅行客が「罠」にはまっており、ある旅行者によると、店のけん引に同意しないとトイレの鍵を渡してくれないのだという。(翻訳・編集/山中)
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