Record China 2020年9月16日(水) 18時0分
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中国政府の感染症対策の専門家はこのほど、テレビ番組に出演し、国産ワクチンの開発が順調に進んでいるとした上で、11月から12月には一般市民が接種できるようになるだろうと述べた。資料写真。
中国国営中央テレビ(CCTV)のニュースサイトによると、中国政府の感染症対策の専門家、武桂珍(ウー・グイジェン)氏はこのほど、CCTVの番組に出演し、国産ワクチンの開発について「(有効性を検証するための最終段階の)第3相臨床試験の結果を見ると順調に進んでいる」とし、「11月から12月には一般市民が接種できるようになるだろう」と述べた。
武氏は、「中国のワクチン開発は世界の先頭を走っている」とし、「世界で第3相臨床試験段階にある9種のワクチン候補のうち5種を中国が占めている。5種のうちの1種は中国と他国の国際協力によるもので、最近、第3相臨床試験段階に入った」とした。
また自身も4月に臨床試験に参加してワクチンを接種したが、この数カ月間は良好で特に問題はないとも述べた。
これについて、中国のSNS上の反応を見ると、「料金は?」「政府が接種費用を負担してくれるのか?」「リーズナブルな値段だといいが」「国の財政もいろいろ大変だと思うので、接種費用は自己負担でも構わない」「政府が大国の風采を示し全員無料とすると信じている」などの声が寄せられていた。
また、「人民至上、ワクチンの開発者と生産者に感謝」「さすが『中国のスピード』」「すごいぞわが国」などの声もあった。(翻訳・編集/柳川)
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