2014年2月18日、信息時報によると、ソチ五輪ショートトラック女子3000メートルリレーで、韓国が金メダルを獲得。2位でゴールした中国は、レース中の反則により失格となった。

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中国は劉秋宏（リウ・チウホン）、範可新（ファン・カーシン）、李堅柔（リー・ジエンロウ）、周洋（ジョウ・ヤン）の4人が出場。レースは序盤からめまぐるしく順位が入れ替わる展開となった。

スタートで出遅れた中国は、残り13周の時点でトップに立つ。それまでレースを引っ張っていた韓国はカナダにも抜かれ、一時3位にまで後退した。しかし、韓国はそこから追い上げを見せ、ラスト1周でシム・ソクヒ（沈石渓）がアウトコースから李を抜き、1位でゴールした。中国にとってはショートトラックの女王と呼ばれた王濛（ワン・モン）をけがで欠いたなか2位となったのは、悪くない成績だった。

しかし、レース後の審判団の協議により、中国は失格となった。この判定に、スケートファンからは「厳しすぎる」との声があがったが、中国の李[王炎]（リー・イエン）コーチは審判団の説明を聞いている間も冷静だった。李コーチは「これが五輪。私たちは冷静に受けとめるしかない」と語った。（翻訳・編集/北田）