小学校直撃の惨劇を繰り返すな!急ぐ落雷対策ー山東省

Record China    2007年5月29日(火) 20時59分

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2007年5月23日、重慶市の小学校に雷が落ち、小学生7人が即死した悲惨な事故を受け、雷の発生が多い山東省はこのほど、緊急に落雷対策の点検を始めた。

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2007年5月23日、重慶市の小学校に雷が落ち、授業中の小学生7人が即死した悲惨な事故を受けて、雷の発生が多い山東省はこのほど、緊急に落雷対策の点検を始めた。同省の過去のデータから平均値を算出すると、年間の死傷者200人、火災発生が約10件。パソコンなど電子機器の増加で経済損失は30億円ともいわれ、見過ごすことができない数字になっている。

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梅雨も目前に迫り、雷が多くなる季節。具体的対策として、家を建てる際には屋根に避雷針を設置し左右対称にアースすること、雷雲が出たら作業を中止し、鉄塔や煙突、大木の下で雨宿りしないこと、木から3m以上離れること、雷がひどいときにはシャワーや電話機などを使用しない、などを呼びかけた。

また雷に打たれた人は一時的な仮死状態に陥ることが多いので、紫斑が出ていなければ助かる可能性が高く、人工呼吸と心臓マッサージを根気よく繰り返すよう指導した。(翻訳・編集/WF)

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