Record China 2020年9月20日(日) 19時0分
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アニメ映画「君の名は。」のハリウッドでの実写映画化について、このほど監督の交代と脚本のリライトが明らかになり、「実写化する意味があるのだろうか」と中国のネット上でも疑問視する声が上がっている。
中国でも人気を獲得したアニメ映画「君の名は。」のハリウッドでの実写映画化について、このほど監督の交代と脚本のリライトが明らかになり、「実写化する意味があるのだろうか」と中国のネット上でも疑問視する声が上がっている。
2016年に記録的ヒットを生んだアニメ映画「君の名は。」をめぐっては、翌17年にハリウッドでの実写化が明らかになり、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズなどで知られるマーク・ウェブ監督の就任が発表されていた。しかし19日、新たに韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン監督の就任が明らかになり、作品監督および脚本のリライトを手掛けることが分かった。
ハリウッドでの実写版についてはこれまで、先住民族の少女とシカゴ在住の少年の身体が入れ替わり、大災害に襲われる中で、2人は互いに出会い、そして世界を守るために旅立つ物語と紹介されてきた。リライト後も、この基本的なストーリーの軸は不動だと報じられている。
「君の名は。」は、中国でも16年12月に劇場公開されて人気を集めたが、実写化および監督の交替と、オリジナル作品からどんどん離れていく印象が強いことから、ネット上ではさまざまな反応が寄せられている。疑問や批判の声としては「実写化する意味があるのだろうか」「聞いた瞬間、見る気がうせた」「ハリウッドで実写化された日本のアニメは成功例がない」「悪魔的なリメイク」といったコメントが上がっているほか、「脚本は何より大切。アニメ版のファンも見たくなるような作品にしてほしい」「元々のストーリーはとてもシンプル。ハリウッドの悪い習慣を駆使していじり回さないでくれたら見たいと思える」と、実写化に関心を寄せる人も意見を投稿している。(Mathilda)
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