中国が引っ張るライブコマースの流れに、西洋がついていけない理由―英メディア

Record China    2020年9月23日(水) 7時0分

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28日、参考消息は、中国がストリーミング配信による通販サービスのライブコマース分野で世界をリードしているとする、英メディアの報道を紹介する記事を掲載した。

2020年7月28日、参考消息は、中国がストリーミング配信による通販サービスのライブコマース分野で世界をリードしているとする、英メディアの報道を紹介する記事を掲載した。

記事は、英紙デーリー・メール電子版の7月26日付記事を引用。あまり聞きなれない「ライブコマース」という分野が、中国ではすでにこの何年も人気を集めており、米国のリサーチ企業によるデータでは、昨年の中国におけるライブコマース産業の価値がおよそ630億ドル(約6兆6000億円)に達し、SNSやアプリを通じて毎日1億余りのユーザーが通販ライブコンテンツを見ていると伝えた。

そして、バーバリーやジャガー・ルクルトのテクニカルディレクターを務めた経験を持つ人物が「この分野において、西洋は著しく立ち遅れている」との見解を示したことを紹介。その理由として「アナリストたちがモバイル端末の急速な台頭を予測できなかった」点を挙げ、中国の消費者の多くがパソコンを飛び越え、スマートフォンによりインターネットに初めて「接続」した一方で、西洋の小売業者は長きにわたるまでパソコンの大きな画面でのショッピング体験への投資、整備をし続けてきたのだと解説している。

また、東洋に存在する値切りの習慣が中国のネットショッピング文化にも表れており、人気のある中国のECプラットフォームの多くが、共同購入による割り引き制度を導入し、より多くの人が同時に同じ商品を購入し、ショッピング体験をシェアすることを奨励し、売り上げを伸ばしているとも紹介した。(翻訳・編集/川尻

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