2014年2月20日、環球時報によると、今月22日の「竹島の日」をめぐり、日韓両国の緊張が一気に高まっている。

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日本政府は14日、島根県が22日に開く「竹島の日」の式典に亀岡偉民内閣府政務官を派遣すると発表。韓国の政府や地方自治体、市民団体、メディアなどがこぞって日本を非難する構えだ。韓国外務省は竹島（韓国名・独島）を日本との「最も現実的な問題」とみなしており、日本の動きには特に敏感だ。

山本一太領土問題担当相が14日に、「竹島の日」の式典への亀岡内閣府政務官派遣を発表すると、韓国側はただちに反応。14日夜には、韓国外務省の金起弘（キム・ギホン）東北アジア1課長が在韓日本大使館の長尾成敏参事官を呼び、式典開催や亀岡政務官の派遣中止を求めた。同時に、「日本が強行すれば、韓国は断固とした態度をとる」と述べた。

山本領土問題担当相は18日、式典への高官派遣について「他国が決めることではない」と発言。韓国外務省報道官は同日、この発言を強く批判した。日本政府は「竹島の日」について、「日韓関係の悪化を意図するものではない」と主張しているが、韓国外務省は「竹島を狙いながら、日韓友好を訴える日本政府の姿勢は完全に矛盾している」と反論。日本がかつての軍国主義の歴史を教訓に態度を改めないことが、アジア太平洋地域で数々の問題が発生する根本的な原因だと訴えている。（翻訳・編集/本郷）