Record China 2020年9月25日(金) 8時10分
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22日、華龍網は、中国によるインドネシアでの高速鉄道建設が順調に進んでおり、両国のより一層の交流の足掛かりになっているとする記事を掲載した。
2020年9月22日、華龍網は、中国によるインドネシアでの高速鉄道建設が順調に進んでおり、両国のより一層の交流の足掛かりになっているとする記事を掲載した。
記事は、中国が建設に参加しているインドネシアのジャカルタ-バンドン高速鉄道プロジェクトにおいて先日、3号トンネルが無事貫通したと紹介。トンネルの全長は735メートル、最大深さ60.5メートルで、中国電力建設集団が複雑な地形や気候による崩落、沈下のリスク解決に大きく寄与したと伝えた。
その上で、同高速鉄道がインドネシアにとって最初の高速鉄道であるとともに、中国にとっても海外で初めて自国の高速鉄道技術規格による建設、管理が行われるプロジェクトであり、両国にとって大きな意味を持っていると説明。また、駐中インドネシア大使が同高速鉄道について以前「両国の協力の発端にすぎない。われわれは両国がインフラ協力を港、航空などの領域にまで拡大するとともに、両国企業にさらに多くの投資のチャンスが生まれることを期待している」と語ったことを紹介している。
また、同高速鉄道の受注は強力なライバルである日本に勝利して得たものであることにも言及。国家予算や政府の担保を不要とした点が大きな勝因だったほか、毎年4万人の雇用問題を解決するといった付帯的な内容を含めた総合的な提案も、受注獲得に向けた大きな強みとなったことを説明した。
記事は「高速鉄道が完成すれば、新たな発展のチャンスが生まれ、両国民に幸福がもたらされるはずだ。そしてさらに中国と東南アジア諸国との交流、協力も推進される。今回の中国-インドネシア高速鉄道協力が、あくまでも素晴らしいきっかけにすぎないことを願っている」と評した。(翻訳・編集/川尻)
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