<ソチ五輪>演技終了後、氷上で涙の浅田真央、控室で涙のキム・ヨナ―中国メディア

Record China    2014年2月24日(月) 9時43分

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22日、新文化報は、フィギュアスケート・女子フリーでの日本の浅田真央と韓国のキム・ヨナの滑走後の姿を伝えた。浅田は演技終了後の取材に遅れたことを記者に謝罪していた。写真はインタビューに答える浅田真央。

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2014年2月22日、新文化報は、フィギュアスケート・女子フリーでの日本の浅田真央と韓国のキム・ヨナの滑走後の姿を伝えた。浅田は演技終了後の取材に遅れたことを記者に謝罪していた。

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フリーは上位の選手が後の方で滑走することになっており、前日のショートプログラムに失敗した浅田真央は開始から30分あまりで登場した。高難度の技を次々と決め、日本だけでなく、世界中のフィギュアスケートファンが温かい拍手を送った。演技終了後、浅田の目からは涙がこぼれ、観客席からはたくさんのぬいぐるみと花束が投げ込まれた。

取材エリアでは日本と欧米の記者、テレビカメラが浅田の登場を待ち構えていた。普通、選手は演技終了の5分後には取材エリアに姿を現すが、浅田は別のテレビからインタビューを受けており、約10分後にようやく姿を見せた。各国記者の取材に対し、前日の失敗が響いて大きく減点されたが、できるだけの演技をした、と話し、「みなさんをここでこんなに長い間お待たせしてしまって、本当にすみません」と謝罪した。

キム・ヨナは最終的にロシアのソツニコワを上回ることはできず、結果発表後はぬいぐるみを抱いてこわばった笑みを浮かべていた。控室に駆け戻っていったキムは、部屋の近くでコーチの姿を目にし、そこではじめて涙を流した。壁にもたれかかり、目をこすりながらうなだれて何かを話していた。

キムへの取材は想像を上回る困難さだった。殺到する韓国人記者に阻まれ、他の記者はなかなか前に進めない。少なくとも100人の記者が彼女の登場を待ちわび、小さなスペースは蒸し風呂のようになっていた。インタビューに対し、キムは落ち着いた様子で「今回は私にとって最後のオリンピック。今日の演技は確かにライバルに及ばなかった。少し残念ですが、受け入れられます」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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