2014年2月23日、中華圏で爆発的な人気を集める韓国ドラマ「星から来たあなた」について、香港の映画会社との合作で映画化される話題が浮上した。捜狐網が伝えた。

【その他の写真】

映画「猟奇的な彼女」などで知られる女優チョン・ジヒョン主演のラブロマンス「星から来たあなた」。韓国で放送中の同作は、中国でほぼ同時期にインターネット上で配信され人気沸騰。この人気が中華圏全体に飛び火し、過去2カ月の動画配信のページビューは8億回を突破している。

韓国で放送スタート直後から、中国や台湾のテレビ局からリメイクを希望し版権購入の問い合わせが殺到していた。ドラマを製作した韓国SBS局では、このアプローチを全て却下。同局はこのほど、作品の映画化および今年年末にクランクインすることを明らかにした。映画化については中華圏の製作会社とタッグを組み、合作映画になるという。中華圏での絶大な人気を見込んで、より大きな市場を手に入れるための決定と見られる。

タッグを組む相手については、香港の大手映画会社メディア・アジア・フィルム（寰亜電影公司）が最有力候補となっている。また、キャストについては中華圏から選ばれる可能性が濃厚。台湾の女優スー・チー（舒淇）、中国の俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）、台湾の俳優コー・チェントン（柯震東）が有力候補として報道されている。

メディア・アジア・フィルムのスポークスマンは映画化について、「非常に関心を持っている」とコメント。キャスティングについては、「実際に起動してからの話だ。今はまだ語る時期ではない」としている。（翻訳・編集/Mathilda）