ベルギーに中国からパンダ到着、飼育場所めぐり地域対立激化か―英メディア

Record China    2014年2月25日(火) 7時0分

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24日、中国からベルギーに送られたジャイアントパンダ2頭がブリュッセルに到着した。ベルギーでは2頭の飼育場所をめぐり、フランス語圏とオランダ語圏の地域対立が激化する可能性がある。写真は雅安パンダ研究センター。

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2014年2月24日、英BBCによると、中国からベルギーに送られたジャイアントパンダの「星徽(シンフイ)」、「好好(ハオハオ)」の2頭が23日、首都ブリュッセルに到着した。ベルギーでは2頭の飼育場所をめぐり、フランス語圏とオランダ語圏の地域対立が激化する可能性がある。参考消息網が伝えた。

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2頭は中国四川省のパンダ保護研究センターから成都を経て送られた。ベルギー側は「国賓待遇」で受け入れ、2頭は飼育先の南部ブリュージュレット市の動物園に到着。今後15年、同動物園で飼育される予定という。

しかし、市民の関心はパンダをめぐる地域対立の勃発にある。ベルギーは北部のオランダ語圏、南部のフランス語圏に分かれているが、パンダが飼育されるブリュージュレット市はディルポ首相の地元モンス市に近く、南部フランス語圏に含まれる。これに対し、国内で最も歴史があり、有名な動物園は北部アントウェルペン市にある。

昨年9月、2頭の飼育場所がブリュージュレットに決まった際も激しい議論が展開された。今回のパンダ到着でも対立再燃の可能性が指摘されている。(翻訳・編集/AA)

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