2020年9月30日、中国メディアの観察者網は、結婚式を挙げた新郎が悪乗りした友人らに裸で檻（おり）に入れられる騒ぎがあったと伝えた。

記事によると、この騒ぎがあったのは河南省開封市内の繁華街。新郎は友人らによって下着一枚の姿にさせられ、ホテル前に用意された檻の中に入れられた。檻へ連れて行かれる途中で新郎の尻に蹴りを入れる人もいたという。檻の中の新郎に対し、友人らは生卵を投げつけ、緑色のペンキもかけたそうだ。

これに対し、通りすがりの人から「やり過ぎだ」との声が出たほか、中国のネットユーザーからも「私は開封市の者だが、これまで何度も結婚式に出ているがこんなのは聞いたこともない。開封の習慣ではない」というコメントや、「これが友人なのか？ペンキが体に与える害は長期に及ぶ。きっと友人という皮をかぶった敵なのだろう」との批判が出ていると記事は伝えた。

その上で記事は、こうした結婚式での低俗な悪乗りは以前から問題になっていると指摘。新郎を木に縛って生卵を投げつけ冷水をかける例や、悪乗りしてブライズメイドに対してわいせつな行為をする例、さらには新婦の首を絞めて地面に倒すという極端な例まであると紹介した。

このニュースに対し、他のネットユーザーからは「これは侮辱罪だ」「この種の悪さを組織した人は15日間の拘留にすればいいよ。すぐにお利口さんになる」などの意見が寄せられた。（翻訳・編集/山中）