「中国の空気は甘かった」、中国を絶賛するインド人女子大生の動画が物議―米華字メディア

Record China    2020年10月3日(土) 19時20分

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30日、米華字メディア・多維新聞は、インド人女子大生が中国の空気は甘かったと称賛する動画が物議を醸していると伝えた。

2020年9月30日、米華字メディア・多維新聞は、中国とインドが国境で対峙している状況の中で、インド人女子大生が「中国の空気は甘かった」と称賛する動画が物議を醸していると伝えた。

記事によると、この女子大生はタゴール国際大学中国学院で中国語を学んでおり、1年生の時に成績が良かったため代表団のメンバーに選ばれ、中国政府の招待で中国を見学する機会を得た。

最初の目的地は雲南省昆明市で、女子大生はインドの大都市のスモッグと比較する形で「雲南は中国の花の都で、1年中が春のよう。飛行機から降りると、中国の空気は甘い香りでいっぱい」と語った。

さらに、歓迎会で食べた果物について、「インドよりもおいしい」「中国はインドよりも昼夜の温度差が大きいので糖分含有量が多い上、中国の農業技術は高いのでインドの種よりも質が良く、しかも工業レベルも高いので十分な化学肥料を与えることができるのだろう」と推測。「雲南省ではインドと同様のタイ族の手抓飯(手抓みご飯)を見たが、中国の発展に伴いタイ族はスプーンなどを使うようになっており、中国のこのような衛生習慣に学ぶべきだ」との考えを示した。

この動画がネット上で公開されると大きな議論を呼んだ。記事によると、ある中国のネットユーザーは、この女子大生がインドのネットユーザーから攻撃を受けるのではないかと心配したほか、別のネットユーザーは「外国を褒めるのはかまわないが、自国をおとしめるようなことは言うべきではなく、事実に基づいて対処すれば反感を買うことはない」との見方を示しているという。(翻訳・編集/山中)

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