インド空軍参謀長、中国空爆「必要とする段階にまで至っていないが、準備はできている」―中国メディア

Record China    2020年10月7日(水) 13時20分

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インド空軍のラケシュ・クマール・シン・バダウリア参謀長は5日、中国空爆について「必要とする段階にまで至っていないが、準備はできている」と語った。写真は中印国境に位置するパンゴン湖。

中国共産党系の環球時報のニュースサイトは6日、インド空軍のラケシュ・クマール・シン・バダウリア参謀長が、中国空爆について「必要とする段階にまで至っていないが、準備はできている」と語ったと報じた。

インディア・トゥデイの5日付報道として伝えたもので、それによると、バダウリア参謀長は5日、新しく配備されたフランス製戦闘機のラファール(Rafale)の統合が「インド空軍に、はるかに進んだプラットフォームをもたらし、ライバルに対する優位性と最初に深く攻撃するための能力を与えてくれた」とし、「インド空軍は今後5年間で、国産練習機HTT-40と軽攻撃ヘリコプターLCHの調達に加えて、83機の戦闘機LCA Mark 1Aの導入を開始する」と述べた。

また、「中国との国境地帯での対峙(たいじ)において、情勢は空爆を必要とする段階にまで至らなかったが、必要が生じれば準備ができている。二正面作戦を含むあらゆる起こり得る衝突に対して完全に準備ができている」とし、「中国がラダックで行っていることに気づいたのは5月で、その瞬間に、インドの陸軍と空軍は非常に迅速に対応した」と述べた。

さらに、「パキスタンと中国は非常に緊密に協力しており、『広範な演習』を行っている。パキスタンは多くの点で中国に依存している」とした。

バダウリア参謀長は、「衝突が発生した場合、中国がインドに勝利できる理由はない。私たちはすべての関連地域に展開している。ラダックはその一部だ。私たちは非常に有利な立場にある。二正面作戦を含むあらゆる衝突に備えている。安心してほしい。不測の事態に対処するために強力な軍事力を配備している」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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