韓国ガールズグループMVが物議、ミニスカハイヒールの「セクシーナース」に医療労働組合が反発

Record China    2020年10月7日(水) 17時20分

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6日、観察者網は、韓国の女性アイドルユニットが発表した曲のMVに登場する看護師コスチュームのシーンについて、医療関係の労働組合からクレームが出たと報じた。

2020年10月6日、観察者網は、韓国の女性アイドルユニットが発表した曲のMV(ミュージックビデオ)に登場する看護師コスチュームのシーンについて、医療関係の労働組合からクレームが出たと報じた。

記事によると、女性アイドルユニットの「ブラックピンク(BLACKPINK)」が2日に初のアルバムを発売し、米国を含む57カ国のiTunesアルバム配信ランキングで1位を獲得。メイン曲の「Lovesick Girls」のMVがYouTubeで公開されると、75時間以内に再生回数が1億回を突破した。

しかし、同曲のMVでメンバーのJennieが「私がlovesick(恋の病)にかかるとお医者さんでも手に負えない」という歌詞に合わせ、看護師をイメージした丈の短いスカートとハイヒールのコスチュームで登場するシーンが物議を醸した。このシーンについて韓国衛生医薬労働組合が5日に「看護師の性的シンボル化を止めよ。MVに登場する看護師は歪んだイメージであり、現実における看護師の厳粛な姿にふさわしくない。看護師は医療従事者の中でも最も性的暴力を受けている層であり、看護師の性的なイメージを改めて表現すれば、状況は悪化するばかりだ」との抗議声明を発表した。

同様の声は、同組合のほかに女性団体などからも上がっており、ネット上でも物議を醸したことから、マネジメント会社のYGは6日に「まずは病院の第一線で奮戦する看護師に敬意を示す」と前置きした上で、問題のシーンについて「歌詞の内容を反映したに過ぎず、その他に意図するものはない。過度に解釈されることに憂慮を覚えている。MVを独立した芸術と認識した上で、理解いただけるとありがたい」との見解を示す声明を発表した。一方で、声明の最後には「当該シーンを再編集するかどうかについて、製作スタッフが検討中」とも述べられていたという。(翻訳・編集/川尻

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