2014年2月26日、英ミラー紙によると、ブラジル観光局は、スポーツ用品大手のアディダスが発売したTシャツ2種類の絵柄が買春ツアーを連想しかねないとして抗議し、販売中止を求めた。環球時報が伝えた。

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問題のTシャツは、14年サッカー・ワールドカップ（W杯）開催国のブラジルをテーマにしたもの。

1枚は水着姿でサッカーボールを持った女性が立つデザイン。英語で「得点したい？」とのコメントが添えられている。

もう1枚は「I」と「BRAZIL」の文字の間に、Tバックのお尻を逆さまにしたようなデザインのハートマークがあしらわれている。

これについて、ブラジル観光局は「性関連犯罪と観光が混同されることがあってはならない」と批判。ルセフ大統領も個人のサイトで「世界中の観光客を歓迎するが、買春ツアーには断固反対する」とコメントした。

アディダスは、米国のみで売られていた限定商品だとした上で、今後は販売しないと発表した。（翻訳・編集/NY）