仏ドキュメンタリー、福島原発事故の真相を暴く―中国メディア

Record China    2014年3月4日(火) 12時55分

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3日、フランステレビ3チャンネルが「福島:地球規模の汚染をもたらすか?」と題するドキュメンタリー番組を放送した。

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2014年3月3日、フランステレビ3チャンネルがこのほど放送した「福島:地球規模の汚染をもたらすか?」と題するドキュメンタリー番組では、日本政府が事故の真相を覆い隠していること、毎日数百トンもの放射能汚染水が太平洋に流れ出していること、欧米の市場で放射能に汚染された魚介類が流通していることなど、福島原発事故をめぐる現況が伝えられた。人民日報が報じた。

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ドキュメンタリーによると、日本政府は放射線測定器の供給業者にパラメータ改ざんを求め、それによって放射能汚染値が本来の数値よりも20%低く押さえられた結果、「汚染はそれほど深刻な状況ではない」という印象がもたらされた。また、原発事故によって放射線を被ばくした多くの福島の子供達は、政府が定めた「巧妙なランク付け」によって、甲状腺がんと確定診断されることはなかった。また、がん検診を受診していない子供も多い。

仏原子力安全局のフィリップ専門員は、フランステレビ3チャンネルの取材に対し、「このような日本政府のやり方を決して容認することはできない。このドキュメンタリーを観て、恐ろしく感じたのは、放射能漏れ事故そのものではなく、日本政府の無責任極まる事故処理の対応の仕方だ。日本が太平洋に流出し続ける放射能汚染水によって、いずれは地球規模の汚染がもたらされる危険性を感じている」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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