2014年3月3日、大連晩報によると、サッカーの中国スーパーリーグのクラブに、大量の韓国人選手が移籍したことについて、韓国メディアは自国のKリーグの選手が掘り尽くされることを懸念している。

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2009年以来、韓国人選手は中国のクラブチームにとって人気の的だ。特に人気なのはセンターバックで、今シーズン中国スーパーリーグに加入した9人の韓国人選手のうち、6人が同ポジションの選手だ。韓国のディフェンダーは技術が高く、戦術理解度にも優れている。中国や豪州の選手のような体格にものを言わせるだけではない。

近年、韓国サッカー連盟が選手の年俸を公開する方針を打ち出したことで、多くのベテラン選手の年俸が下げられ、中には解雇される選手も出てきた。年俸がKリーグの3〜4倍になる中国スーパーリーグの人気が高まっているのも、そのような背景からだ。ある韓国メディアは「中国スーパーリーグのレベルは上がり、クラブは資金も潤沢。選手は多くの収入を得られるため、声が掛かればなびかないことは難しい」としている。

また別のメディアも「Kリーグが中国スーパーリーグの下部リーグになりそうだ」「選手がどんどん引き抜かれていけば、Kリーグが抜け殻になってしまう」などと憂慮を持って伝えている。（翻訳・編集/北田）