中国外交部報道官がユーモア交え日本政府の懸念に反発=「近年まれな神発言」と称賛の声―中国ネット

Record China    2014年3月6日(木) 19時46分

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5日、中国外交部の秦剛報道官は定例記者会見で、日本の菅義偉官房長官が中国の国防費増加などに懸念を示したことに、ユーモアな表現を交えつつ、強く反発した。中国のネットユーザーからは称賛の声が多く聞かれている。写真は秦報道官。

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2014年3月5日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見で、日本の菅義偉官房長官が中国の国防費拡大などに懸念を示したことに強く反発した。環球時報(電子版)が伝えた。

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秦報道官は、「中国の国土は大きく、国際情勢も複雑だ。経済の発展に伴い国防費が適度に増加することは理にかなっていて、大げさに騒ぐことではない」と強調。

その上で、「中国人民解放軍は槍だけを持つボーイスカウトではない。一部の国は人民解放軍がいつまでも成長しないままでいることを望んでいるようだが、ボーイスカウトも毎年、背が伸び、足も大きくなる。昔のままの小さい服をいつまでも着せておくわけにはいかない」と述べた。

この発言に中国のネットユーザーからは「よく言った」と称賛する声が多く聞かれている。

「厳粛でもあり遊び心もある。何より明快だ。まれにみる素晴らしい声明だ」

「ユーモアのあるたとえだ。報道官はますます開放的になってきたね」

「“短い言葉で急所を言い当てる”とはこのことだ」

「外交に遠慮はいらない。勇敢かつ話し上手であればよい」

「秦報道官のスタイル、好きだな」

「世界の平和維持は君たちに任せた」(翻訳・編集/NY)

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