2014年3月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相は同日、「日本政府が慰安婦問題の解決に一刻も早く着手しなければ、国際社会からよりいっそう孤立する」と述べた。中国新聞社が伝えた。

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尹外相はスイス・ジュネーブで5日に行われた国連の人権理事会での演説について、第二次世界大戦時の旧日本軍の慰安婦被害者などの問題に対する見解を述べたとし、「慰安婦問題は韓国と日本の二国間だけの問題ではなく、人類の普遍的な人権問題である。会議はそのことを強調する最良の場となった」と語った。

尹外相はまた、「日本政府が一刻も早く、慰安婦問題の被害者と国際社会が受け入れられるような誠意ある行動を示すことが極めて重要だ。さもなければ、日本は国際社会からさらに孤立するだろう」との見方を示した。

尹外相は5日に行われた国連人権理事会の演説で、「非人道的、反人類的」との厳しい言葉で慰安婦問題に対する安倍政権の姿勢を非難し、「国連の人権保護体制に対する挑戦だ」と指摘していた。韓国の外交トップが国際的な場で慰安婦問題に直接言及したのは初めて。（翻訳・編集/XC）