悟りをひらけ!禅僧サウナ 和歌山県那智勝浦町「大泰寺」 禅を学べる超本格サウナを来春オープン ととのいは悟りと一緒! 西山十海住職インタビュー 北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[228] 11-23 05:20
【プレミア12】井端監督には見えていた…「不動の6番」で躍動するDeNA・牧秀悟の姿が! 11-23 05:09
【卓球】16歳・張本美和に勝利の王芸迪「中国にとって最強の敵にまた勝った」と株爆上がり 11-23 05:09
2位以下の大混戦を生み出した”引き金”は? サウジアラビアが敗退したら事件だ【W杯アジア最終予選/グループC】 11-23 05:03
「最も恥ずかしい選手」もはや不要? 日本戦欠場の中国代表エースにまさかの辛辣批判!「もういない方がいい」 11-23 05:17
中国聯通とファーウェイ、世界初の大規模統合型5G-Advancedインテリジェントネットワークを発表 11-23 05:22
嵐 相葉雅紀&BTS JIN、『あの頃からわたしたちは』で韓国旅 BTSの部屋を日本のテレビ初公開 11-23 05:15
嵐の相葉雅紀とBTSのJINが韓国旅!『あの頃からわたしたちは』 特別編 11-23 05:00
嵐・相葉雅紀とBTS・JINがソウルで再会! 日本のテレビ初公開となるBTSの部屋も登場 11-23 05:14
TOMORROW X TOGETHER 紅白初出場を感謝 ヒュニンカイ「MOAの皆さんのおかげ」 11-23 05:02

「マッチ売りの少女」ならぬ…WiFi売りの少年と動画ファイルサーバー搭載列車―中国

Record China    2014年3月13日(木) 0時49分

拡大

「マッチ売りの少女」ならぬ「WiFi売りの少年」という不思議なニュースが報じられた。2014年1月23日、南方都市報が伝えている。写真は中国の長距離列車内で無線LAN接続を利用する女性。

(1 / 2 枚)

「マッチ売りの少女」ならぬ「WiFi売りの少年」という不思議なニュースが報じられた。2014年1月23日、南方都市報が伝えている。

その他の写真

旧正月の帰省で混み合う列車。その車内で無線LANの利用権を売るという商売を始めた19歳の少年がいたという。モバイルルーターを使って自分のノートパソコンをインターネットに接続。そのノートパソコンをルーターにして他の乗客のパソコンやスマホにネット接続させたのだとか。利用料は20KB/sなら1時間10元(約170円)、50KB/sなら1時間15元(約250円)、100KB/sなら1時間20元(約340円)と速度ごとに料金が違う。このちょっとした商売でなんと500元(約8400円)ものお金をゲットしたのだとか。今時信じられないぐらいの遅い回線スピードだけに購入した乗客が暇つぶしできたのだろうか。

ちなみに鉄道当局は列車内で勝手に販売することは許されないとコメント。ネットユーザーも、暇つぶしの手段を提供したのだからあり、勝手に列車内でサービスを売るのはなし。回線遅すぎぼりすぎうんぬんと議論し、ちょっとした話題となっていたようだ。

■動画ファイルサーバー搭載の普通列車

そして今、「WiFi売りの少年」を駆逐する大ニュース(?)が話題となった。湖南省長沙市発の普通列車23編成に無料WiFi設備が搭載されたと報じられたのだ。新幹線ならいざしらず、普通列車に無料WiFiがついているとは半端ない!と大盛り上がり。

と思いきや、皆さんの盛り上がりは勘違いですよと青年報が報じている。確かにWiFiが設置されるのだが、そこに接続してもインターネットにはつながらず、列車のサーバーにアクセスできるだけ。基本的には旅行ガイドや時刻表、レストラン案内、動画サービスが見られるだけだという。

だがこのサービス、中国人的には「けっ、使えない」の一言で終わるサービスだが、日本人的には半端なくすごい機能が用意されている。実はこの動画サービス、200本もの映画が見放題だというのだ。飛行機の座席ごとのスクリーンの感覚で映画が見られるようなイメージだろうか。その映画の権利はちゃんと確保しているのか、学生寮でサーバーを立ち上げて海賊版映画をシェアしあう感覚なんじゃないの、とかつっこみたくなるが、ともかくすごいサービスである。日本の通勤電車にもぜひこのサービスを採用して、自分のスマホで朝のニュースを見られるようにしてくれたら…と願っている。

ただ中国人的にはいまいち使えないというのは理由がある。中国動画共有サイトのスマートフォン・タブレットアプリにはだいたいダウンロード機能が用意されている。外出中にも快適に動画が見られるように、みんな自宅で動画をダウンロードしておくのだ。スマホを持っている人間ならば旅行前にはだいたいしこたま映画やドラマをダウンロードしているので、いまさら列車内に動画サーバーが用意されたぐらいでは心に響かないのであった。

◆筆者プロフィール:高口康太(たかぐち・こうた)

翻訳家、ライター。豊富な中国経験を活かし、海外の視点ではなく中国の論理を理解した上でその問題点を浮き上がらせることに定評がある。独自の切り口で中国と新興国を読むニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携