米議員のダライ・ラマ面会、中国は不満・反対を表明―中国メディア

Record China    2014年3月8日(土) 22時53分

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8日、米議員のダライ・ラマ14世との面会について、中国は不満・反対を表明している。写真はラサ。

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2014年3月8日、人民網によると、全国人民代表大会(全人代)外事委員会の責任者は7日、米国議会の議員がダライ・ラマ14世と面会したことについて、次のようなコメントを発表した。

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3月6日、米国議会の指導者と少数の議員が、中国の厳正な申し入れにも関わらず、ダライ・ラマとの面会を強行した。これはチベット自治区の独立を支援しないという米国の承諾に背くものであり、中国への重大な内政干渉だ。全国人民代表大会はこのことについて強烈な不満と断固たる反対を表明する。

チベットは昔から中国の神聖で不可侵の領土であり、チベット族はこれまでずっと多民族からなる中国という大家族の重要なメンバーだった。チベットでは1959年の民主改革を経て、かつて実施されていた政教一致の封建的農奴制が廃止され、農民100万人が解放され、チベット発展の新たなページが開かれた。

中央政府と全国人民代表大会の関心と支援を受け、憲法と少数民族居住地域の自治法といった法律の規定に基づいて、チベットの各民族の人々は宗教・信仰の自由が十分に保障されており。伝統文化は継承されて発展し、現地の生産・生活水準は極めて大きく改善された。

長年にわたり、ダライ・ラマ14世はチベット独立の主張を真に放棄したことがなかった。ダライ・ラマは宗教の衣を着て、人権の旗を振り、いわゆる「中間路線」を標榜し、「大チベット区の高度な自治」を押し売りしてきた。その真の目的は国家を分裂させ、民族の団結を破壊することにある。チベットをめぐる事務は純粋に中国の内政に属するものだ。中国政府と中国国民はいかなる国であれダライ・ラマのこそこそした訪問を受け入れることに断固として反対し、いかなる国の政府要人であれ形式の如何を問わずダライ・ラマと面会することに断固として反対し、いかなる者であれ中国の内政に干渉し、中国国家の主権と統一に損害を与えることに断固として反対する。

全国人民代表大会は米国議会が中国側の厳正な申し入れに真剣に対処し、チベットが中国の一部であることを認めチベット独立を支援しないとした米国の承諾を遵守し、チベット問題を利用して中国の内政に干渉することを停止し、両国国民の友好と米中関係の発展にプラスになることをより多く行うよう強く願っている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)

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