2014年3月11日、英BBC中国語サイトによれば、マレーシア航空機が消息を絶った事故が世界的にも注目されている中、中国の官製メディアがこの事件をトップニュースとして扱わず、首都・北京市で開催中の両会（全国人民代表大会と全国政治協商会議）を大きく伝えたことに対し、ネット上で非難のコメントが噴出している。

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9日夜、中国のミニブログサービス「新浪微博」にあるユーザーが「中国本土の中央電視台（CCTV）は、なぜマレーシア航空機の事件をトップニュースとして伝えないのだろう。100人を超える国民の命よりも大事なものなどあるのか？会議の目的は何だ？国民が良い将来、幸福な生活を送れることではないのか？」と書き込んだ。

この書き込みに多数のコメントが集まっている。「マレーシア航空機のニュースも報じられている」と反論意見もあるが、中央電視台の報道姿勢に対する不満のコメントが多数を占めている。その後、運営側に通報があり、書き込みを行ったユーザーは15日間の書き込み禁止処分となったという。（翻訳・編集/岡田）