北京五輪の“口パク少女”にインタビュー、「チャン・イーモウ氏に感謝」―中国メディア

Record China    2020年10月22日(木) 18時20分

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21日、中国メディアの山西晩報によると、北京五輪の開会式で歌手を務めたリン・ミャオコー(林妙可)が中国メディアのインタビューに応じた。

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2020年10月21日、中国メディアの山西晩報によると、北京五輪の開会式で歌手を務めたリン・ミャオコー(林妙可)が中国メディアのインタビューに応じた。

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2008年の北京五輪の開会式で、当時9歳の少女リン・ミャオコーが中国の名曲「歌唱祖国」を歌ったが、その後に実は「口パク」で、実際はヤン・ペイイー(楊沛宜。当時7歳)の歌声だったことが明らかになっている。

リン・ミャオコーは21日、公開されたインタビュー映像の中で、初めて「口パク」について語った。この中で、北京五輪の開会式で演出総監督を務めたチャン・イーモウ(張芸謀)氏について「本当に感謝している」と語った。

口パクが騒動になったことについて、「たまらなくなってネットの情報を見た」と明かし、「みんなが理解してくれるとは限らず、みんなに好かれるとは限らない。自分らしくしていればそれでいい。私は(この問題に)向き合わなければならず、時間が人々の見方を変えてくれる」と話した。

北京五輪開会式の音楽総監督を担当した陳其鋼(チェン・チーガン)氏は、かつて口パク問題について「当時、候補の子どもが4人いて、リン・ミャオコーとヤン・ペイイーはそのうちの2人だった。イメージと感覚からするとリン・ミャオコーが最適だったが、中央人民広播電台へ連れて行って録音したところ、(歌声の)音の高さや幅が今一つだった。ヤン・ペイイーの声はとても素晴らしく、最終的にわれわれはヤン・ペイイーが歌って、リン・ミャオコーをカメラの前に立たせることにした」と説明していた。

チャン・イーモウ氏も後日、口パクさせたことついて「後悔している」と語り、「リン・ミャオコーに歌わせてもよかった。だが技術チームの問題で口パクをさせてしまった。その後、メディアによって問題が大きくなってしまった」と話していた。(翻訳・編集/山中)

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