中国高速鉄道が新たなマイルストーン!「時速400キロ軌間可変高速列車」の組み立てが完了―中国メディア

Record China    2020年10月22日(木) 16時40分

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21日、中国中央テレビ(CCTV)は、中国の高速鉄道で新たなマイルストーンとなる「時速400キロ軌間可変高速列車」の組み立てが完了したと報じた。

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2020年10月21日、中国中央テレビは、中国の高速鉄道で新たなマイルストーンとなる「時速400キロ軌間可変高速列車」の組み立てが完了したと報じた。

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記事は、21日午前に国の重点開発計画「先進軌道交通」プロジェクトである時速400キロ軌間可変高速列車がラインオフしたと紹介。この列車は異なる気候条件、異なる軌間、異なる電力供給方式の国際鉄道間で運行が可能であり、新時代における中国高速鉄道装備開発のマイルストーン的な重大成果であると伝えた。

記事によれば、現在世界の鉄道で利用されているレール幅は主に標準軌間、ロシア式軌間、欧州式軌間、米国式軌間の4種類に分かれており、軌間の異なる国同士で鉄道を運行する場合には、相手の国に入る前に台車を交換する必要があり、大きな手間とコストがかかるという。今回ラインオフした車両は、異なる軌間の線路でもスムーズに走行することができ、国際的な輸送効率が大幅に向上し、輸送コストの低減にもつながるとのことだ。

また、摂氏50℃から零下50℃まで運行可能という環境適応性、各種電力供給方式への対応などにより、世界の90%の鉄道網で直通運転が実現できるほか、省エネ化、低騒音化に加え、ビッグデータや車両・地上間データ伝送システム駆使した安全管理プラットフォームなども取り入れたという。(翻訳・編集/川尻

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