タバコを「巻煙」と改名し、スモーカーを煙に巻け―研究者提言

Record China    2007年6月1日(金) 19時47分

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2007年5月31日は世界禁煙デー。中国各地で喫煙の害を訴える活動が行われた。ある街角でラットにニコチンを注射したらどうなるか…を実演していた。

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2007年5月31日は世界禁煙デー。しかし禁煙どころか分煙さえも一向に進まない中国の現状を危惧した北京市の研究者、熊偉(シオン・ウェイ)氏が提言をまとめ、衛生部に送った。それによると、中国語でタバコを「香煙」と書くこと自体がいけない、なんだか良いもの、おいしいものだと勘違いさせる。単に「巻煙」とするべきだという。

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また、タバコの商標に「中南海」「中華」「人民大会堂」「黄山」など、特殊なイメージを持つ名前をつけてはいけないと法律で定めるべきだ、としている。威厳やありがたみを連想させ、喫煙を増やすからだ。***

テレビや映画での喫煙シーンも青少年の喫煙を助長すると警告している。どうしても必要かどうかを審査して、許可された場合のみ喫煙シーンを認めるべきだ、と厳しい意見だ。さて、人口に膾炙した「香煙」が「巻煙」になる日は来るのだろうか。(翻訳・編集/WF)

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