<マレーシア機不明>「ウイグル迫害に抗議」、ネット上に犯行声明=信ぴょう性を疑う声も―仏メディア

Record China    2014年3月10日(月) 21時54分

拡大

10日、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便が8日消息を絶った問題で、インターネット上に「中国烈士の旅指導者」を名乗る人物が犯行声明を出した。写真は乗客の家族ら。

(1 / 4 枚)

2014年3月10日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便(ボーイング777-200型機、乗員・乗客239人)が8日消息を絶った問題で、インターネット上に「中国烈士の旅指導者」を名乗る人物が犯行声明を出した。「ウイグル人に対する長期的迫害への抗議」を理由としているが、専門家の間には信ぴょう性を問う声が広がっている。

その他の写真

声明は米国在住の中国反体制派を名乗る人物により、複数の中国語ウェブサイトへ転送された。香港りんご日報によると、中国現代国際関係研究所の反テロ活動専門家・李偉(リー・ウェイ)氏は「そのような組織自体聞いたことがない」と話している。

声明によると、犯行の理由は(1)自分自身を「残酷に迫害した」マレーシア政府への報復(2)中国政府のウイグル人迫害に対する回答――の2点。また、「自分はテロリストではなく『自由戦士』である」として、自殺行為をほのめかしてもいる。さらに被害者の遺族に対し、中国とマレーシア政府への賠償請求を行うよう提議。中国政府に対し、異民族迫害をやめるよう警告している。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携