「海が死ぬ!」工場廃水たれ流しに地元漁民悲鳴―江蘇省連雲港市

Record China    2007年6月2日(土) 7時53分

拡大

2007年6月1日、江蘇省連雲港市臨洪河の河口で記者が目撃したのは、黄色く濁った大量の化学工業廃水が、不気味な泡と悪臭を放ちながら海に流れ込んでいるさまだった。

(1 / 4 枚)

2007年6月1日、江蘇省連雲港市の臨洪河河口では、黄褐色の大量の汚水が絶え間なく海に流れ込んでいた。酸性の鼻をつく異臭が辺りにたちこめ、川面には不気味な泡が浮かんでいる。

その他の写真

地元漁民の話では、この汚水は上流にある2か所の製紙工場から排出された化学工業廃水だという。この製紙工場は工業廃水に一切処理を加えず、そのまま直接臨洪河に流しており、もう何年もこの状態が続いているそうだ。***

この廃水のせいで、河口付近の海域はすっかり汚染され、魚介類はほとんどが死滅したというが、このまま手をこまねいていて良いのだろうか?(翻訳・編集/本郷智子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携