11月4日に上海で開幕した第3回中国国際輸入博覧会には世界各地からの企業が出展し、数多くの新商品が披露されています。そのうち、日本の優れた企業や商品は少なくありません。

熊本県に拠点を置いた浜田醤油株式会社は、200年以上の歴史があり、中国国際輸入博に3年連続出展しています。出展商品の中で、醤油とミルクをクロスオーバーした醤油ソフトアイスクリームが、不思議な組み合わせで注目を集めています。　絹のような食感で、塩よりもマイルドな甘さがあり、醤油の香りがします。

輸入博を通じて、中国で大きな人気を博した浜田醤油は、現在、中国をはじめ、海外市場で4つの新しい醤油と6つの日本風味の調味料を開発しています。

これについて、浜田醤油株式会社の浜田浩成副社長は、「日本国内の場合、4月、5月が大変厳しかった。今は大体日本国内は20％ぐらい減少したが、中国への輸出は約倍に増えている」と述べ、「中国のマーケットは非常に魅力的で、全体の売り上げの約20％を占めている」と述べました。

中国市場に楽観的な見通しを持つ浜田醤油は中国のいくつかの電子商取引プラットフォームでオンラインストアを開き、「中国の本土の方に限らず、世界中の方々が博覧会に来ることが一番のメリットだ」と浜田副社長は輸入博への期待を寄せました。（提供/CRI）