Record China 2020年11月6日(金) 8時20分
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中国山東省メディアの大衆網は4日、「今年はインフルエンザ患者の数が大幅に減っている」と指摘する記事を掲載した。資料写真。
中国山東省メディアの大衆網は4日、「今年はインフルエンザ患者の数が大幅に減っている」と指摘する記事を掲載した。
記事によると、山東第一医科大学第一付属医院の張才●(ジャン・ツァイチン、●は敬の下に手)主任は、「9~11月はインフルエンザの流行シーズン」と指摘した上で、「昨年のこの時期に比べ、今年は患者数の減少をはっきりと感じている」と紹介。また、もう1つの流行シーズンとして挙げた4~6月についても「2019年4~6月の国内の患者数は63万8870人に上ったが、今年は4万8010人だった」と述べ、「新型コロナウイルスの流行で感染予防に対する人々の意識が高まった。マスク着用やこまめな手洗い、人が密集する場所を回避するといったことなどがインフルエンザ患者の減少につながった」との考えを示した。
記事はこの他、中国疾病予防コントロールセンターの最新データとして、「2020年7月の患者数は前年同月比84.92%減の1万3406人。8月は1万2833人と前月比4.27%となった」と伝えている。(翻訳・編集/野谷)
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